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乳酸菌はどのように働くのか

体に良いと言われる「乳酸菌」。豊富に含む食べ物と言えば、まず「ヨーグルト」を思い浮かべるでしょう。基本的には代謝される時に乳酸を生成する菌全般を指します。腸内環境を良くする働きが医療機関の研究などで実証されており、その効果により乳酸菌サプリで腸内環境を整える人が増えているほどです。

腸には多くの「腸内細菌」が生息しています。すべての細菌がビフィズス菌のように有益な「善玉菌」ではなく、アンモニアなどの有害物質を発生させる「悪玉菌」も生息しています。その割合は善玉菌が2割で悪玉菌が1割。残りの7割は「日和見菌」と言って、多い方の菌と同じ働きをします。

善玉菌が優勢であれば問題ありませんが、悪玉菌が増えすぎると腸内がアルカリ性に傾くため、蠕動運動が弱まって便が滞ってしまいます。いわゆる「便秘」です。善玉菌は加齢に伴い減少します。幼少期は9割もあったのが成人になると1割以下になるのです。また、普段の食生活が乱れていたり、運動不足になっても減少します。そのため、食事やサプリから乳酸菌を補う必要があるのです。

乳酸菌は胃酸や胆汁に弱いので、かつては口から摂取しても意味は無いと考えられていました。けれども最近は研究が進み、胃酸で溶けない特殊な成分でコーティングしたり、胃酸に強い乳酸菌も発見されました。こうした「生菌」は腸内細菌を正常なバランスに戻してくれます。たとえ「死菌」になったとしても、食物繊維と同じ働きをして善玉菌を助けてくれるので無駄にはなりません。

乳酸菌は単独で摂るよりも、エサとなるオリゴ糖や食物繊維と一緒に摂れば、より効果を発揮します。例えばヨーグルトならリンゴやバナナ、キウイなどを混ぜると良いでしょう。サプリならあらかじめ、そのような成分が含まれています。

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